イムマヌエル綜合伝道団国外宣教局(平位全一局長)は14日、公式サイトで、各国の宣教師からの報告を基に各地の祈祷課題を発表した。宣教師からの報告が定期的に届く同局は、報告を受けて祈祷課題を作成、数日中に公式サイトに掲載して、祈りの輪を広げようと努めている。
今回は今月上半期に届いた報告をまとめた。ボリビアで教会を牧会する三森邦夫・加寿子宣教師、ハイチで医療宣教師として働く根本律子師、ジャマイカの神学校と教会で奉仕をする植木英次・昌恵宣教師、ケニアの田辺寿雄・宣恵宣教師のための「祷告課題」を更新した。
公式サイトで公開中の宣教報告では、神と共に歩む生活の中で、厳しい環境に耐えつつ得られた実りを宣教師たちが生き生きと報告している。
三森宣教師は、10月に夫婦2人が信仰告白をし、4人家族がクリスチャン家庭として生まれ変わるなど「収穫の秋だった」と報告。11月には既に3人の女性が救われ、その家族も教会に導かれるようになったという。10年間の求道生活を経て今回救われた妻を通して、無神論者の夫も教会に通い始めるなど、「10年前に蒔かれた種が実を結んだと思うと、心が引き締まる思い」と感動と新たな決意を語っている。新しく信仰を持った人々の霊的成長と、使用している施設の修復工事のために祈りが必要とのこと。
植木宣教師は、「きよめ」の教理と実践を集中的に学ぶ家庭集会を始めたところ、神学生の成長がはっきりと見られるようになった、と報告している。植木師は、礼拝や救霊を強調する教会について「(救われた後も、罪に傾く心を悔い改め、信仰を吟味し続ける )きよめの追求がなおざりにされているのでは」と憂慮の意を示した。神学生のほとんどは出身教会できよめのメッセージを聞いたことがないという。カリブ海の教会にきよめのメッセージが響きわたる日を祈り望んでいる、と期待を語った。帰省中の学生が家庭や教会でよい証しを語れるように、2006年元旦から始まるジャマイカ合同聖会が祝福されるように祈って欲しいという。
これ以外に、イムマヌエル綜合伝道団から、ケニアの富澤香、蔦田就子両宣教師、台湾の平瀬義樹・光世宣教師がいる。富澤師は現在帰国中で、10月から’06年1月下旬まで全国を巡回中。
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