9月26、27日、東京キリスト宣教会と日本福音宣教会は、東京韓国YMCAで「日本宣教セミナー」を開催。「日本キリスト教の現在と未来」を主題に、講師には近藤勝彦東京神学大学教授を迎えた。
近藤教授は、「日本伝道の現状と展望」と題し、2日間で2度の講義を行った。日本での伝道が困難な理由から始め、今後の展望を語った近藤教授は、日本教会はこれまでの姿勢を反省し、伝道重視の「伝道する教会」を形成をしなければならないと語った。社会においてもキリスト教が文学、学問、経済、福祉など各領域で役割をはたしていかなければならないとのべた。
セミナーでは講義のほか、参加者による親睦や質疑応答の時間ももたれた。日本福音宣教会は韓国ソウルに本部をおき毎年日本へ宣教チームを派遣するなど、熱心に日本宣教へ取り組んできた。日本で宣教セミナーを開催するのは今回が初めて。教派と神学を超え、在日大韓基督教会とも協力で行ったことに意義があったとしている。