日本ケズィックコンベンション東京大会が26日、ウェスレアンホーリネス淀橋教会(峯野龍弘牧師、東京・新宿区)で行われた。27日まで行われる同大会は同日、午後2時半から第一聖会を開催した。聖会では開会礼拝があり、プレーリー・タバナクル教会のテッド・レンドル名誉牧師(プレーリー神学校名誉総長)が説教を執(と)り次いだ。
レンドル牧師は説教で「神は、お出来になる方。熱心な祈りに必ず答えてくださる方。私たちのあらゆる祈りに答えることが出来る方」と何度も強調した上で、「それなら、願いは大きくあるべき」と語った。
新約聖書「使徒の働き」で投獄されたペテロが救い出されたことについて「神は、弟子たち、私たちの要求や思いをはるかに超越して、私たち一人ひとりを覚え、救い出されるのだ」と説明した。また、当時は使徒ヤコブが捕らえられ処刑された直後であったことから、「ペテロが牢屋から救い出されると信じて祈っていた人が当時、果たして一人でもいただろうか」と指摘した。
聖書に記録された数々の救いの御業について、人間には実際に目撃するまで信じない弱さがあると述べ、「奇跡は(人間の努力ではなく)私たちの内に働く神の、御国を成し遂げるための力によって、可能となる」「神には、教会のために計画なさっていることがたくさんある。主を心から、王の王として受け止めようではないか」と呼び掛けた。
同牧師は、24日に閉幕した全国箱根ケズィックコンベンションでも講師として参加していた。東京大会は27日同教会で第3、第4聖会を開催する。入場無料。