「第10回アジアバプテスト女性委員会」が、2月24日から27日まで、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われ、アジア18カ国から1500名の女性が集まった。この委員会は、アジアバプテスト婦人連盟が5年に1度テーマを決めて開くもので、今年は、「Being a Bridge Over Troubled Waters」(平和の架け橋になろう)をテーマに沖縄バプテスト連盟女性委員会、日本バプテスト連盟婦人連合、日本バプテスト同盟女性委員会の主催で四日間にわたって行われた。
大会では、開会礼拝を初め、プレゼンテーションや各国の報告、そして分科会に分かれての研究等が行われた。分科会では、環境や児童、人権をはじめ、沖縄における女性の立場から、「沖縄からの発信−沖縄戦からの証言」「基地と女性」また現代の社会情勢を背景に「ジェンダーについて学ぶ」「女性への暴力の諸問題」など15の分野についての研究が行われた。また世界バプテスト連盟婦人部長オードリー・モリカワ女史の基調講演も行われ、集まった女性たちが熱心に耳を傾けていた。
この大会はもともと去年の五月に予定されていたものであったが、SARSの影響でこの時期に延期されていた。なお、次回の第11回委員会は2008年にインドでひられる予定。