日本の代表的なゴスペル宣教グループZawameki(ざわめき)が21日、東京・お茶の水クリスチャンセンター8階の大ホールにて7年目スタート記念賛美集会「Zawamekiワーシップシャウトスペシャル」を開催、150人以上が参加した。同ゴスペルグループは月1回の割合で、東京で定期賛美集会を開催しているが、今回はZawamekiの活動が始まってから7年目を記念する特別な大会とあって多数の参加者が集った。ゲストとして、元シンガーソングライターで現在はCCMアーティスト・教会音楽家として活躍している久米小百合さんを迎え、120分間の熱く、恵み深い賛美が神に捧げられた。
Zawamekiの活動は、01年3月に全日本リバイバルミッションの賛美部門として独立し、スタートした。今年4月で7年目に入る同ゴスペルグループは、今までに計53回の定期賛美集会を開催してきた。その第一回目の賛美集会「Zawamekiワーシップシャウト」は、東京・お台場の南、東京湾に面した埋立地の会場で開かれた。それから毎月のように賛美集会を開催し、日本のリバイバルを信じて祈り続けてきた。Zawamekiの代表でボーカルを務める滝元開(たきもとひらく)師は、「今回は活動7年目を迎える記念大会です。新たなスタートを切るにあたってこれからももっと賛美に溢れるように願い、今日は120分ずっと賛美し続けたいと思います」と語った。
この日、Zawamekiは新曲「勇気を出して」を含む10数曲を披露。Zawamekiらしいパワフルでリズミカルな賛美を熱唱し、神に栄光を返した。ジャズバンド「TRIO'」のドラマーである市原康氏をゲストに招いた迫力あるバック演奏と、滝元師らが歌う熱い賛美が会場全体に響き渡り、観衆らを感動の渦に巻き込んだ。
会場で滝元師は、全日本リバイバルミッションが毎年各地で行っている伝道集会を今年はハワイで開催することを告知した。滝元師は使徒の働き23章11節「その夜、主がパウロのそばに立って、『勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない』と言われた」を引用し、「日本で福音を宣べ伝えるだけではなく、ハワイにいる日本人・日系人たちのために『勇気を出して』宣べ伝えなければならない」と語った。今回Zawamekiが披露した新曲「勇気を出して」は、ハワイリバイバルミッションのテーマソングになっている。
また滝元師は、ハワイリバイバルミッションを開催する理由について、「ハワイには日本以上に暗闇の力が存在し、その地を支配しています」と語った。ハワイには日本から様々な宗教、新興宗教、新宗教が入り込んでおり、人々を蝕んでいるという。さらに滝元師は、「ハワイにいる日本人、日系人を救い、そして日本のリバイバルだけではなく世界のリバイバルを目指すためにハワイの救いが必要です」と述べ、観衆らに大会の成功を願う祈りを要請した。
最後は会場全体で「Dancing」を熱く賛美し、勝利のイエスを褒め称えた。