[タイ 1日 CP]約130カ国及び58言語を代表する指導者1500人が、先月29日から今月5日までタイで開催中の世界伝道フォーラム2004に結集している。ローザンヌ世界伝道委員会が主催。同委による世界的な集まりは30年前に始まり、今回で4度目。
大会2日目の先月30日、フォーラム2004実行委は宣教団体代表者と神学者から7人を指名し、参加団体が話し合いを要する4つの共通課題について、各団体の現状や一般世論を調査・報告する特別委託委員会を発足させた。同委代表に映画「ジーザス」で知られるジーザス・フィルム・プロジェクトのポール・エシュールマン氏が就任した。
共通課題とされる4項は▽教会の活性化、▽明瞭なメッセージの宣布、▽伝道手段の多様化、▽最も侮蔑され虐待されている人々の伝道――とした。
エシュールマン氏は、委託委が各団体の伝道活動報告で特に注目する12の項目を発表した。
?未開拓民族を優先
?開拓予定のない地における自発的な教会形成
?祈祷運動を実施・促進
?聖書翻訳の新規取り組み
?次世代メディアの活用
?通訳指導と指導教材の発展
?全教会の独立に向けた経済体系の整理
?青年指導者の早期育成と女性の活躍
?新規宣教師10万人を派遣
?都市部伝道での相互協力
?児童・青年層の伝道
?全福音を生き、伝えること
また、この12項は世界福音化の達成のために行動を起こし人々に影響を与えるためのもっとも重要な条件と強調した。
特別委託委は各団体の活動報告を数日間にわたって収集し、参加団体の全体的な進行状況をまとめる予定。(ChristianPost.com)