米ニューオーリンズ被災地域の3万人以上の犠牲者に祝福をもたらした、福音伝道者フランクリン・グラハム氏はニューオーリンズから車で数時間のアンゴラ刑務所で台風犠牲者とはまた異なる問題を抱えた群衆の面前に立って福音を伝道する予定であるという。
グラハム氏が4月1日数千人もの囚人を前に福音を語る予定である。対象とする囚人はルイジアナ州アンゴラ刑務所における5,108人の囚人で、丸一日間にわたるイベントで3000人ほどの囚人が参加する予定であるという。
アンゴラ刑務所は最も歴史のある米国の刑務所である。囚人と職員によって簡素な娯楽場のために作られた小さなアリーナが今、世界で最も有名な福音主義者による大会の会場として使用されようとしている。
アンゴラ・フランクリン・グラハム大会はフランクリンおよびビリー・グラハム伝道師によるハリケーン被災地ニューオーリンズにおける伝道大会の数週間後に開かれる予定である。
ニューオーリンズにおける伝道大会では多くの人をキリストの道へ導くことができた。
フランクリン氏はハリケーンの被害による退廃を初めて目の当たりにして、数万人の聴衆に神の愛を確信させながら、大会に参加した民衆に、「戦争は死を増加させません。カトリーナも死を増加させません。罪の報酬が死です。しかし永遠のいのちはキリストを通して得る事ができます。神は我々を永遠の愛によって愛されます。キリストは肉的そして霊的な死に耐えられました。なぜなら私たちが主に対する悔い改めを通して信仰によって救われるためなのです。カトリーナのような本当の嵐でなくとも、結婚の嵐、財政上の嵐など、皆人生において何かしらの嵐に直面しています。どのような嵐にあなたが今直面しているとしても、あなたは神があなたを愛されておられると言うことを知る必要があります。神はあなたを見捨てることはありません」と述べた。
先週末に行われた二日間にわたる大会で1400人もの人々がキリストへの献身を宣言し、先週の福音大会に関わった215の地元教会が今週献身カードを受け取り、新たな信者を信仰の道へと招き入れたという。