カナダ政府は1日(現地時間)、同性婚を合法化する法案を議会に提出した。ロイター通信などが同日伝えた。キリスト教関連団体や牧師らは法案の絶対阻止を求めて行動を起こすとしている。
米・クリスチャンポスト紙によると、同日、カナダ・オタワの国会議事堂前では、人々が聖書からの引用文等を書いたプラカードを掲げてデモを行った。
カナダでは国内10州のうち7州ですでに同性婚を容認している(ロイター)。 マーティン首相は「何らかの行動を起こさなければ残りの3州で同性愛者が差別を受けることになる」と述べたと伝えられており、法案を支持する構えだ。
法案が承認された場合、同性婚が異性間の結婚と同等の権利を保障される一方で、宗教者は同性婚の祝福を拒否できる。