6日付けの米国「タイム」誌が『米国で最も影響力のある伝道者25人』を発表した。2年間で2000万部を売り上げた「The Purpose Driven Life」の著者リック・ウォレン牧師(51、サドルバック・チャーチ、南部バプテスト)を筆頭に、ビリー・グラハム(86)とフランクリン・グラハム(52)、伝統的キリスト教価値観から家庭の諸問題に取り組む「フォーカス・オン・ザ・ファミリー」のジェームス・ドブャ淘纒(68)、刑務所伝道で著名なチャールズ・コルャ刀i73)、ブッシュ米大統領の演説の主筆として知られるマイケル・ガーャ刀i40)など多彩な顔ぶれがノミネートされた。
リック・ウォレン(Rick Warren)=2万2000の信徒を誇る南カリフォルニアのサドルバック・チャーチ主任牧師。同教会は世界4000教会とネットワークを構築し、米民主・共和の両党議員から「貧困、疫病に対する取り組みに貢献した」として感謝状を贈呈された。ビリー・グラハムの「真の後任者」との声も多い。
ビリー、フランクリン・グラハム親子(Billy and Franklin Graham)=ビリー氏は反ユダヤ主義的発言で謝罪するなどといった経緯もあるが、過去50年間にわたって歴代大統領の霊的支援者であると同時に、大衆伝道者としての使命を捨てず、米国の霊的指導者としての地位を築いた。ビリー氏の子息フランクリンは、同性愛(「彼らのような生き方は、あってはならない」)やイラク戦争(「戦争支持はしない。だが、自国の政府を支援することも大切だ」)など、『信仰の核心にかかわる重要問題に対して積極的に発言する姿勢』が評価された。
その他のノミネートと本文は米「タイム」誌ウェブサイトで。
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The 25 Most Influential Evangelicals in America