[国際 CT]オーストラリアでこの週末、10月9日(土)に行われる選挙。今回の選挙は、その主要な争点が聖書的なテーマを多く含んでいるということで、プロテスタント、カトリック、英国国教会合わせてオーストラリア国民の約7割といわれるクリスチャンの投票動向が、その結果を大きく左右すると予想されている。
オーストラリアではここ数年間、クリスチャンの人口が徐々にではあるが減少してきている。その中で、数多くの教会が「クリスチャンのための選挙争点ガイドライン」を作成・配布している。中絶問題、安楽死問題、同性間での結婚に関する諸問題、麻薬に関する政策、などなど合計26の問題について、それぞれの政党がどのような見解を示しているのかが記されている。
バプテスト教会の教職者を父に持つ連邦会計大臣ピーター・コステロ氏は、オーストラリア国内で急成長中の16,000人教会、ヒルソング・チャーチを訪れ、「私たちはこの国が強くあるために、信仰と、信仰に基づく価値観をしっかりと持つ必要がある」とメッセージを語った。
(Source: "Christian Votes will play key roles in Australian Election Campaign",2004/9/23, Christian Today, www.chtoday.com、翻訳:アガペー放送局, www.agape-tls.com)