大学生を対象とした宣教大会「パッション」が2007年1月1−4日に米国ジョージア州で開催される。米国内からの参加に加えて、日本、韓国、南アフリカ、オーストラリア、ブラジルなど11日現在12カ国からも大学生ら若い青年指導者たちが結集。大会の規模は2万人を超える(主催者)。
大会の創始者で伝道家のルイ・ジリオ(Louie Giglio)師をはじめ、ジョン・パイパー師(米ベツレヘム・バプテスト教会、ミネアポリス)、ベス・ムーア師(報道伝道家)ら著名講師、クリス・トムリン、マット・レッドマンら米国を代表するクリスチャンシンガーらが多数出演する。
本大会の会場はジョージア州アトランタ州の中心部にあるフィリップス・アリーナホールとジョージア国際会議場の二カ所。賛美とゴスペル音楽のコンサートを中心に青年を魅了するプログラムを用意したという。
今年1月にナシュビルで開催された06年大会同様、地域別集会、家族集会では、学生が学んだことを交流の中でテーマ別に話し合い、再確認する時間をもつ。晩には集会後、学生たちが集まり談笑しながら交流を深められる時間とスペースを各種用意した。
ジリオ師は米紙クリスチャンポストに対し、「青年がキリスト教の文化と福音にどっぷりつかることのできる環境を用意したかった。私たちを完全に満たしてくださる方の御名を再確認する手助けができれば」と意義を強調した。
国内1300万人の学生に注目される伝道大会を、と1995年に始まった同大会は当初、資金や規模の面で「無謀な試み」といわれていた。だが諦めることなく数百時間もの祈りと計画を注ぎ、10年が経過した今、ニューヨークタイムズ、CNNら主要メディアがツアー企画を扱うほどにまで成長した。
大会への参加申し込みは公式ウェブサイト、www.268generation.com (英語)で受付中。