6月10日から24日までの14日間、高校生専門の伝道団体「hi-b.a.」が伝道集会を関東、関西の各地で開催した。集会前の祈り、近隣高校でのトラクト配布、友人に声をかけるなどの結果、209人が初めて福音に接し、32人がイエス・キリストを救い主として受け入れた。
各集会では若者に合った英語の現代賛美をともに歌い、スキットやゲームなどで互いに打ち解けた。フリートークの時間を持って心を開いた高校生に聖書の御言葉が宣べられ、決心の招きが行われた。
全国の日本人OBのほか、国際hi-b.a.から高校生とOBが奉仕のために来日。日本在住の宣教師や現地の教会も高校生クリスチャンを助けた。日本人の救いを望む国際的な協働が、厳しい奉仕を支えた。
伝道集会で同世代のノンクリスチャンが救われていく様子を見て、メンバーから神のわざをたたえる声があふれた。また、信仰を持つことができるように祈りを依頼する求道者も得られた。参加者は実りをもって答えられた神に感謝をささげた。
冷たい反応もある中、高校生クリスチャンが率先して近隣の高校生にトラクト配布することは実践的な伝道から離れがちな大人の信徒や牧師にとって挑戦、模範となる。
一般社会よりも少子高齢化の激しいキリスト教界にとって、hi-b.a.など青年伝道の実りが将来を支える大きな力となる。青年宣教を支える教団教派を超えた協力が注目される。