沖縄・超教派ユース賛美集会「ファイヤー・タイフーン沖縄」(仲眞ナオミ代表、以下FT沖縄)の大型伝道集会「大型ファイヤー・タイフーン」(以下、大型FT)が4日、沖縄市民会館で行われ、10代から20代の若者を中心におよそ250人が音楽の中で一つとなって主を賛美した。参加チームは4つあり、10代の若者のバンド、社会人のバンド、ブラックゴスペルチーム、北海道ユース賛美ミニストリー「Growing Up」が力強いライブパフォーマンスを展開。若いクリスチャンによる信仰の証しや16歳の高校生による福音のメッセージなど、若者の力あふれる集会となった。
この伝道集会の最大の特徴は、10代の若者が語る福音のメッセージである。参加者のおよそ7割を占めるという10代から20代の若者には、同世代の語る福音のメッセージが何よりも深く心に伝わるという。参加したノンクリスチャンの若者の一人はその感動のあまり、帰宅後すぐにノンクリスチャンの両親をつかまえて、集会で聞いた福音のメッセージをそのまま伝えて伝道したという。
今回が3回目の開催となる「大型FT」。今回は、前回までと比べて大きな変化があったという。今年は10代の若者スタッフが集会準備に向けた断食祈祷を自主的にはじめるなど、準備のはじめから全く大人の手がかからなかったという。信仰的な彼らの姿を見て、ノンクリスチャンである彼らの友人たちが心を動かされた。彼らはだれともなくこの大型伝道ライブのスタッフに加わり、気がつくとノンクリスチャンがスタッフの半数近くを占めていたという。
第1回目の大型伝道ライブを開催したのが2003年10月とFTの活動はまだ始まったばかりだが、すでに地元の21教会からの協力を得ている。活動も沖縄だけにとどまらず、今後は「FTインターナショナル」に名前を変えて、アジア全体を舞台に福音を伝えていきたいとしている。
次回は今年9月、アジア10カ国で活躍するシンガポール・アジア宣教ミニストリー「ヒストリー・メーカー」と北海道ユースミニストリー「Growing Up」との共催で大型伝道ライブを沖縄で行う予定だ。
FT沖縄ホームページ(http://%20withholyspirit.at.infoseek.co.jp/FTO/)