キャンパス宣教団体、日本キャンパス・クルセード・フォー・クライスト(栗原一芳代表、以下日本CCC)は18日、東京・三鷹に新しく建設したCCC学生宣教センターの献堂式を行った。JEA理事長の小川国光牧師をはじめとする日本を代表する牧師たち、元韓国CCC総裁の金俊坤(キム・ジュゴン)牧師やCCC東アジア地区代表など、関係者らおよそ100人が出席し、約12年にわたる事業の完成を祝った。
CCC学生宣教センターは、JR三鷹駅から徒歩5分、面積は165.28平米(50坪)の4階建て。一階は店舗貸し出し、2階は100人を収容するホール、3階は事務所、図書サロン、キッチン、交わりスペース、4階は会議室と和室1部屋となっている。1994年頃から建設募金活動を開始し、昨年起工式が行われた。献金目標額9800万円も、現金と約束献金によってすべて集まった。
元韓国CCC総裁、金俊坤(キム・ジュゴン)牧師の特別挨拶の後、メインスピーカーのジョン・インス師(CCC東アジア地区代表)は、「信仰があれば、主の視点でこの世を見る目が与えられます。主に喜ばれるビジョンをもって歩むようになります」と民数記14章9節から10節の御言葉を説き、「このセンターを通して神様が特別な幻のメッセージを私たちになさると信じます」と信仰から来る、希望あふれるメッセージを伝えた。
日本CCC全国学生伝道部門の責任者である佐藤義孝さんは、「これから私たちは日本人の若者たちを世界へ遣わします。そして、この若者たちは、汗と涙を流して仕える人々であってほしいと願います。日本の全国の大学からそのような若者を派遣したい。一生懸命涙を流しながら福音を分かち合う、それによって世界の人々に仕える若者を日本の大学から送りたい」と同センターのビジョンを語った。
会場にはJEA理事長の小川国光牧師(日本福音自由教会東京武蔵野福音自由教会)、JEA理事の峯野龍弘牧師(ウェスレアンホーリネス教団淀橋教会)や中台孝雄牧師(日本長老教会西船橋キリスト教会)、JEA総主事の具志堅聖牧師の姿も見られた。