全日本宣教祈祷運動運営委員会(三森春生委員長、東京都千代田区)主催の「子どもたちのための祈祷会」が28日、お茶の水クリスチャン・センター(東京都千代田区)で開催された。子どもや青年伝道に重荷を持つ20人が集まった。
日本同盟基督教団中野教会牧師で同教会付属上ノ原幼稚園園長の石川弘司氏が、子どもに対するイエス・キリストの愛は大きいと話し、「子どもたちのために祈り合うこのような集会が重要だ」と語った。
児童伝道団体の奉仕者、学校関係者、教会関係者など各方面からの参加者4人が証しを語った。また、祈祷課題を分かち合い、子どものために祈る時間があった。
多くの教会が児童伝道に情熱を燃やす一方で、奉仕者不足という現実に悩まされる中、神の導きを求めて熱心に祈る姿が多く見られた。
参加者の一人は「(子どもたちを救うためには)ただ子どものために働くのではなく、子どものために命を懸けることが大切と気づかされた」と話していた。
同運営委は祈りのネットワークを構築するため、断食祈祷聖会や国家のために祈る祈祷会(8月13日)など多様な祈祷会を開催している。