小坂忠師と3人のワーシップリーダーが共演する、ミクタムプレイズ&ワーシップ第21作「HOLYPOWER」の完成を記念して25日、東京・北区の十条キリスト教会(細井眞牧師)の新会堂「Cathedral of Praise」でコンサート「'06ミクタム・ワーシップ・セレブレーション」が行われた。教会関係者らおよそ120人が集まった。
主催のミクタムレコードの代表でこのアルバムのプロデューサーである高叡華師は、大半の日本人がまだ「ゴスペル」という単語も知らなかった80年代から、日本のワーシップソング発展のためにこのシリーズを続け、300曲以上の賛美を紹介してきた。今回は、その第21作目となる。
海外から翻訳した曲を多く取り入れてきた前作までのスタイルと異なり、今回は4人のワーシップリーダーによるオリジナル曲を中心に、日本の曲を多く取り入れた。収録されている全15曲中、9曲が完全オリジナル曲。「イエスはわれの幻」(聖歌259番)、「歌いつつ歩む」(聖歌498番)、「聖霊きたれり」(聖歌576番)など、日本で長年愛されてきた聖歌も収録した。
ステージでは小坂忠師を先頭に、水野弘子、山川哲平、ASIAHら4人のワーシップリーダーたちが、次々とオリジナル曲を披露。それぞれの個性輝く力強い賛美が会場に満ちた。
「日本には何よりも『聖霊の力(HolyPower)』が必要」だという小坂師。「まずは日本のクリスチャンが聖霊の力で満たされることが大事。そして1人が10人を伝道すれば日本は本当に大きく変わる」「そのためにこの作品が大きく用いられるように」と会衆に祈りを求めた。