ゴスペル東京リンキング(東京・渋谷区)主催、日本国際飢餓対策機構(堀内顕代表、大阪・八尾市)後援のチャリティーコンサート「ゴスペル・リンキング・フェスタ ーキョーVol.1」が東京中央教会(三井健憲牧師、東京・新宿区)で開催された。コンサートの収益金は「日本国際飢餓対策機構」を通してすべてスマトラ沖地震被災地復興支援とアフリカなどの貧困にあえぐ地域の人々に送られるとのこと。
開催にあたって、後援の日本国際飢餓対策機構の堀内顕代表は「全世界の80%は発展途上国であり、多くの人々が毎日飢餓で死んでいます。(国際飢餓対策機構の)働きの中には、『真実の愛を伝えたい』という思いが一貫して存在し、地球上の人間はみな家族であり愛し合い支えあうべきという信念をもって命をもやしています」などと話し、コンサートを通して、飢餓や災害で苦しむ人々のことを心にとめてもらえればと語った。
同コンサートの出演者は「ジェニュイン・グレイス」、「木村洋幸&Hiro's mass Choir」、MIGIWAさん、塩谷達也さん、「Meg & PIANO Koji with New Vision」と、第一線で活躍中のゴスペルアーティストたちが一堂に会した。
MIGIWAさんは出演の動機について、「私は世界で起こっている様々な悲劇(飢餓、災害など)には遭わなかった。当たり前の幸せに感謝を忘れた日々、それに気づいた今、立ち上がらなければならないと感じた」と話した。
「憎しみの連鎖」「貧困の連鎖」が世界を蝕む中で「愛の連鎖」をテーマに真実の愛を伝えたいという思いを携えて集まったアーティストたちによって行われた本コンサートは、過去になく、歴史的なイベントとなった。