ゴスペルを歌う会(東京ホープチャペル内、東京都台東区寿2)が7月3日、「2004サマーゴスペルコンサート“GOSPEL WE LOVE”」をサンパール荒川大ホール(東京都荒川区)で開催した。音楽家や伝道者として著名なギャリソン・デイビス、Voices of Hopeや亀有ゴスペルクワイヤーらクワイヤーチームがコンテンポラリー・ゴスペルを中心に披露し、700人の観衆が超満員のホールで熱唱した。
主催した「ゴスペルを歌う会」は、東京ホープチャペルのクワイヤーチーム「トゥループレイズ」がゴスペルや聖歌隊などの総称で主催者名としてつけているもの。トループレイズは2003年1月にクワイヤーディレクターとして著名なレイモンドルイス氏をディレクターに迎えて結成、「真実の(本当の)賛美を神様に捧げる」との思いから、トゥループレイズと命名した。コンサートでは、レイモンド氏がディレクターをしている長野ゴスペルプレイズ(NGP)やトゥループレイズ浦安も参加し、トゥループレイズグループとして讃美した。
デイビス氏は、マーティン・ルーサー・キング率いるSCLCのドラッグ反対運動のテーマソング「The Wings of Hope」の作詞を手掛けるために、ブッシュ大統領の「Points of Light」の代表メンバーの一人に選ばれ、大統領から直々に表彰されたこともある全米でも著名なゴスペル音楽家。現在でも音楽プロダクションの経営や多くのゴスペルコンサートを手掛けている。現在は家族と共に横浜に在住している。今回はデイビス氏自らディレクターを務める「TOKYO FOR CHRIST GOSPEL CHOIR」をバックコーラスに、美しいハーモニーを披露した。
主催したゴスペルを歌う会は、「ゴスペルはまさに私たちの心の空虚さを満たし、喜びと解放を与えてくれる讃美。ゴスペルとの出会いが神の愛との出会いとなり、癒しと祝福の出発点となる事を心より願っています」と話している。
トゥループレイズは現在メンバーを募集しており、練習参加や見学も歓迎とのこと。また、本コンサートの模様がビデオ・DVDに収録され、販売される(VHSビデオ3000円、DVD3500円)。詳細は東京ホープチャペルまで(電話:03-3845-1533、Eメール:[email protected])。