南部バプテストの社会的姿勢に見る、教会と文化の関係史
J.L.エイミー 著、金丸栄子 訳
教文館
A5判
430ページ
4,200円
6月23日発売
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対イラク戦争やパレスチナ問題など、現在、多くの国際紛争の背景にはアメリカの存在があり、そのアメリカの政治力学を左右する大きな要素の一つとして南部の宗教勢力がクローズアップされている。その中でも南部バプテストは全米規模でプロテスタント最多の会員数をもつ、最も大きな勢力の一つである。本書は、南部バプテストの歩みを社会的・文化的観点から、できるだけ客観的に分析し、構造的に捉えた、最も基本的な文献である。と同時に、社会と教会の関わり方、アメリカ社会の深層を理解するための示唆をも与えてくれる。(教文館)