【CJC=東京】バラク・オバマ米大統領とミシェル夫人が1月16日朝の礼拝を、ホワイトハウス近くのアフリカン・メソジスト・エピスコパル教会で守った。同教会は「アフリカ・メソジストの全国大教会」と自身を位置づけている。
礼拝の祈祷では、アリゾナ州ツーソンの乱射事件の犠牲者のことを憶えるよう勧めが行われ、会衆は「アーメン」と声を合わせた。また翌17日に47歳の誕生日を迎えるミシェル夫人のために会衆が祝いの歌を歌った。
同教会のエイダム・J・リチャードソン牧師は、12日にツーソンで行われた大統領の追悼演説を賞賛、「あなたのリーダーシップに感謝する」と語った。
17日が故マーチン・ルーサー・キング・ジュニア氏の記念日であることから、そのことも礼拝で敬意が払われた。
オバマ氏は大統領就任以来、礼拝に出席することが少なく、信仰についても触れることが少ないことから、調査によっては米国人の2割が大統領がイスラム教徒だと思っていることが分かっている。