198カ国から福音主義の教会・団体指導者、政府関係者、商業・芸術・音楽各界の有識者ら4000人以上を集めて21年ぶりに開催された福音伝道の国際会議、ケープタウン2010=第3回ローザンヌ世界宣教会議=の帰国報告会が15日午後5時から、神戸市中央区の青谷ルーテル教会礼拝堂で開かれる。日本ローザンヌ委員会主催。
第3回ローザンヌ世界宣教会議は、10月17日から24日まで南アフリカのケープタウン市内にあるケープタウン国際会議場で開催された。198カ国の代表ら4000人以上に加え、ネット通信やウェブサイトを通じて全世界20万人規模のクリスチャンが会議に参加。多元主義世界でのキリストの独自性、キリスト教以外の信仰者に対する宣教、キリスト教会の完全性、HIVエイズ、同性愛、貧困、難民など、世界の福音化に関するさまざまな課題について議論した。
報告会には、日本人参加者の中から、山中猛士氏(佐賀大学名誉教授、筑紫野二日市キリスト教会協力牧師)、大田裕作氏(関西聖書学院院長)、鎌野直人氏(関西聖書神学校舎監)、吉田隆氏(アジア・アウトリーチ・ジャパン総主事)を招く。司会は正木牧人氏(神戸ルーテル神学校校長)。
入場無料。当日会場で小冊子「誰もが知りたいローザンヌ・シリーズ」を販売する。報告会に関する問い合わせは、神戸ルーテル神学校(078・221・6956)。