上智大の学生主体の特定非営利活動法人(NGO)「めぐこ」―アジアの子どもたちの自立を支える会―(古谷文平代表=めぐこ)は、12月17日にチャリティーコンサート2006「SHARE」〜夢のかけ橋〜を同大で開催する。コンサートでは、日本唯一のベルギー式配列ボタン・アコーディオン奏者、桑山哲也氏が出演。演奏の合間には、06年度「めぐこ」フィリピンスタディー・ツアーをもとにした報告スライドを上映する。
「めぐこ」は、インド・ムンバイで路上生活を送る子供たちのための施設を訪問した同大の学生有志らによって「恵まれない子どもたちに愛の手を!」の会として1975年に発足。86年に現在の名称に変更した。経済的理由で教育の機会を与えられていないインドやフィリピンの子どもたちの自立を支援している。資金を送るだけの一方的な支援ではなく、現地のソーシャルワーカーや子どもたちと交流を行う「顔の見える支援」を心がけている。
コンサートの収益金は全額、同会が支援するインド、フィリピンの施設へ送金され、学校に行けない現地の子どもたちの学資支援などに充てられる。
開演は午後3時から。午後2時半開場。入場料は一般前売2,500円(当日3000円)、学生は前売1000円(当日1500円)。
問い合わせは、「めぐこ」チャリティーコンサート事務局(電話:03・3238・3829)まで。