横浜みなとみらいホールで7日、関東学院(横浜市、松井和則学長)の創立125周年記念祝祭コンサートが開催された。台風の接近する空模様だったが、約1600人の来場者があり、会場は3階席まで埋め尽くされた。
コンサートはベートーヴェンの「序曲レオノーレ第3番」から始まり、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」、オペラ「フィガロの結婚」、「テイトの慈悲」よりアリア「恋の悩みを知る君は」などが演奏され、このコンサートのために総勢200名弱で結成された「関東学院創立125周年記念祝祭合唱団」もソリストたちを後押しするハーモニーで観客を魅了した。
6日に創立125周年を迎えた関東学院は今月、創立記念祈祷会やノーベル賞受賞者による講演会といった記念事業を予定・開催している。また、みなとみらいクイーンモールに12日まで、記念の懸垂幕、看板及びフラッグを掲揚している。
関東学院は1884年、米国バプテスト伝道協会により前身・横浜バプテスト神学校として創立。現在は2つの幼稚園、2つの小学校、2つの中学校・高等学校および大学を擁する総合学院となっている。