【CJC=東京】米長老教会(PCUSA=信徒約230万人)で進められていた「同姓愛聖職者容認」は、昨年夏の大会で決議されたが、全米173の中会の多数が批准する必要があった。4月25日に2中会が批准しないことを決め、批准は少数に止まることが確定した。
牧師、ディーコン、長老候補者は「1人の男子と1人の女子との間の結婚という誓約または独身の貞潔という節操を保つ」ことを必須としていたが、それを除外して同性愛聖職者を容認しようとする「同姓愛聖職者容認」が先送りされる形となった。
同派ではこれまでにも同様な経過があったが、中会の賛否の差は縮小しているという。