全盲の福音歌手・ピアニストとして活躍する北田康広さんの半生をまとめた自伝書『音の光』が、6年ぶりに改訂され、新装で販売されている。
北田さんは5歳の時、未熟児網膜症と医療ミスが重なり失明。盲学校時代は寮で12年間生活したが、両親の離婚や継母のいじめなど、多くの苦しみを経験した。そうした中、高校1年の時にクリスチャンの教師と出会ったことで、人生が180度変わることになる。
「『バシーン!』電気のヒューズがとんだ、まさにそんな感じだった」。『音の光』は、視力を完全に失ってしまった瞬間の回想から始まる。そして、厳しい寮生活や不安定な家庭環境に苦しんだ思春期、転機となったクリスチャンの教師との出会い、点字で受験し合格した音楽大学、結婚、神学校に通いながらの音楽活動など、賛美伝道30周年を迎える頃までの歩みがまとめられている。
初版は2016年の出版。その後、18年の改訂を経て、昨年夏に6年ぶり2回目の改訂を行い、新装で販売されている。自伝部分に加え、付録として、点字聖書を含めた点字に関する説明や、視覚障がい者に対するエチケット集、雑誌や新聞に掲載された北田さんの過去のインタビューなどが付く。
A5判、126ページ、定価500円(税込)。注文は、北田さんの公式サイトの注文フォーム、またはメール([email protected])で。