「こわれもの注意」と貼られた荷物が宅急便で届きました。このシールが貼られた荷物は丁寧に扱われます。私たち人間には、そのようなシールは貼られていません。しかし、人間は実際、強そうに見えても弱い存在です。まさに「こわれもの注意」なのです。
このことを意識しながら、相手を尊敬し、優しく丁寧に接したいものです。
聖書は、私たち人間は「土の器である」と語ります。土の器は壊れやすく、落としたら簡単に割れてしまいます。しかし、その土の器の中に神ご自身という宝を納めているのです。それ故に、私たちは高価で尊い存在なのです。
私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです。(コリント人への手紙第二4章7節)
この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです。(コロサイ人への手紙1章27節)
キリストを心に宿しているのです。私を強くしてくださるキリストによって、できないことはありません。
「主われを愛す 主は強ければ われ弱くとも 恐れはあらじ」です。そのことを意識し、自覚しながら今日も生きていきましょう。そして、互いに壊れやすい存在であることを意識しながら、優しい人にならせていただきたいですね。
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