24-7 Prayer の創設者であるピート・グレイグ(2023年8月7日世界宣教祈祷課題参照)は「今英国では、何か素晴らしいことが起きようとしている」と報告している。
ロンドン東部の街ハックニーでは、地元の3つの教会から集まった数百人の若者たちが徹夜で祈り、神を求めた。アル・ゴードンはこう書いている。「若者たちを聖なるものへと導き、彼らを聖別する愛の感覚が非常に際立っていました」
トラファルガー広場では、何千人もの人々が福音を聞くために集まった。そして多くの人々が癒やされ、救われたのだ。伝道者ダニエル・チャンドは、それを一言で「歴史的出来事だ」と表現した。
ジョージ・ホイットフィールドがキリストに命をささげたオックスフォードのセント・オルデーツは、あふれんばかりの人で湧き上がっている。数え切れないほど多くの若者がキリストに命をささげているのだ。
スティーブン・フォスターは言う。「礼拝が始まったときから、文字通り何が起こってもおかしくない。そしてそれは起こるのだろうと感じました。Z世代がほとんどでしたが、刑務所から出所したばかりの者や社会復帰した者もいました」
ピート・グレイグはこう述べた。「イエスは時のしるしに注意せよと言われましたが、私たちに必要なのは誇大広告ではなく、希望なのです。私は、24時間365日の祈りの奉仕を25年間してきました。潮流が変わるよう不断の努力を続け、リバイバル以外は信じようとしませんでした。挫折しそうになったときもありました。最も暗い瞬間に『全ては時間の無駄だったのだろうか』と考えたこともあります」
「私はあえて信じたい。なぜなら、この週末起こっていることは、最近、何かすごいことが起きているように思える反復運動のようだからです。今年のイースターにかけてこんなことが起きました。
- 多くの教会で出席者が多かった。
- 地球上で最も世俗的な国の一つであるフランスで、1万2千人が洗礼を受けた。
- コロラドスプリングスのニューライフ教会では419人が洗礼を受けた。
- マンチェスターの「大胆な(Audacious)教会」では469人がキリストに人生をささげた。
- ノリッチのソウル教会では116人が救われた。
一方、長期的な社会的指標も変化しているようです。
- トム・ホランドからジョーダン・ピーターソンに至る知識人たちは、神への信仰を主張している。
- 何百万人ものフォロワーを持つインフルエンサーたちは信仰を公言し、洗礼を受ける者さえいる。
- 『ウォール・ストリート・ジャーナル』や『ロンドン・タイムズ』のコラムは、若者の宗教回帰を報じている。『スペクテイター』誌は「リバイバル」という(少しばかり興奮し過ぎの)見出しまでつけている。
- 「学校に祈りの場所を(Prayer Spaces in Schools)」ムーブメントのおかげで、7千以上の学校の教室が祈りの部屋となった。
- オーストラリア人の25%が教会に誘われたら応じると答え、神など信じるべきではないと言っていた70%の人々が、今では神と話をすると答えているのです!」
「これを読んで、『私の住んでいる所ではそんな感じはしない』と思ったなら、私が言えることはこれだけです。まずは祈りましょう! どんなに小さな火種でも、ガソリンを注げばそれは爆発的な炎上を起こすことができるのです。一人で祈れるし、みんなと一緒に祈ることもできます。24時間365日不断の祈りの部屋を設けましょう。第二に、自信を持って信仰を分かち合いましょう。この国には、霊的飢餓が高まっている明らかな兆候があります。このようなことは、だいたい広まる前に、いつも特定のホットスポットから始まるものです。第三に、若者に投資しましょう。決してこの好機を逃してはならないのです」
今、世界の各地でリバイバルの足音が聞こえているようだ。祈りつつ大いなる収穫に備えようではないか。英国と世界大のリバイバルのために祈っていただきたい。
■ 英国の宗教人口
英国教会 36・2%
プロテスタント 8・3%
カトリック 8・6%
無神論 34・5%
正教 1・1%
ユダヤ教 0・4%
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