4月末に78歳で死去したクリスチャン誌画作家の星野富弘さんが、出身地である群馬県みどり市の名誉市民になる見通しとなった。6月に開かれる同市議会の定例会で承認されれば、正式に決定する。
同市の須藤昭男市長が28日、臨時記者会見を開き、関連議案を定例会に提出することを明らかにした。地元の上毛新聞によると、正式に決定すれば、みどり市にとって初の名誉市民となる。星野さんは2006年には群馬県の名誉県民に選ばれている。
また、6月21日には富弘美術館(同市東町草木86)で「お別れの会」が開かれることも発表された。午前10時から1時間程度を予定しており、招待者のみの参加となるが、ユーチューブでライブ配信される。
富弘美術館はこの日、お別れの会が終了するまで臨時休館となるが、終了後は正午から午後4時半まで無料開放され、一般を対象に献花を受け付ける。整理券が午前9時から配布される予定。臨時駐車場となる東運動公園駐車場(同市東町座間399)と最寄り駅のわたらせ渓谷鉄道神戸駅からは、それぞれ送迎バスと送迎ワゴン車が運行する。
この他、富弘美術館では6月21日から12月1日まで追悼展示が行われる。記帳所も12月1日まで設置される予定。詳しくは、同館のホームページを。