英国人の3人に2人は、実際に読んだことがない本について、読んだふりをしているという調査結果が5日、発表された。調査はオンライン上で行われ、1342人が回答。読んだふりをしていた本として、聖書が4位であったことがわかった。
ロイター通信によれば、調査は今年1月から2月にかけて、「世界本の日」を主催する団体のウェブサイト上で行われた。最も多くの人が読んだふりをしていたとする本は、ジョージ・オーウェルの『1984年』で、約4割の人が挙げた。2位はトルストイの『戦争と平和』、3位はジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』であった。
多くの人は、相手に良い印象を与えたいために、読んだふりをしてしまったとしている。