【CJC=東京】南アのアパルトヘイト(人種隔離政策)反対運動の闘士として知られたアラン・ブーサク氏(世界改革教会連盟元会長)が2月27日、西ケープ州知事選に『国民会議』(COPE)から出馬すると発表した。
ターボ・ムベキ氏(66)がジェイコブ・ズマ『アフリカ民族会議』(ANC)議長(66)との党内抗争に敗北、大統領辞任を余儀なくされた。ムベキ派議員がANCを離党し2008年12月に『国民会議』を結成した。
南アでは総選挙と地方選挙が4月22日に行われる。
ブーサク氏は出馬に当初消極的だったが、「国が必要としている変革をもたらすべき時であることを認めなければならない、と州内に熱望がある」ことを理由にあげた。