カトリック東京大司教区は29日、覚醒剤取締法違反容疑で8日に逮捕されていた教区司祭が、別件の麻薬特例法違反容疑で再逮捕されたとホームページで発表した。29日は、覚醒剤取締法違反容疑による勾留期間の満期日だったという。
大司教区は、「2つの容疑事実の関係等は詳(つまび)らかではありませんが、司祭が法令違反の嫌疑を受け、再逮捕された事実を重く受け止めています」と表明。「適正な捜査により速やかに事案の真相が解明されることを願い、捜査に全面的に協力してまいります」と述べた。
一方、捜査が行われている現時点では、「今後の推移について確定的に申し上げることはできない」として、理解を求めた。その上で、信者や関係者らに「多大なるご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。