福岡県警中央署は22日までに、神父の山下正容疑者(54)を覚せい剤所持の疑いで逮捕した。国内メディアが伝えた。報道によると、山下容疑者は「気分を高揚させるために覚せい剤を部屋で使用した」(共同通信)と供述しているという。
警察によると、昨年11月23日午前10時頃、山下容疑者は自宅で覚せい剤約1.3グラムを所持していた疑いがもたれている。検査で覚せい剤の陽性反応が出たため、同法違反(所持、使用)で起訴された。
共同通信が山下容疑者の所属する教会の話として伝えたところによると、山下容疑者は約20年前に神父になったが、約10年前からは引退したような状態で神父としての仕事はしていなかったという。