東京神学大学(東京都三鷹市、山内眞学長)の次期学長(任期:09年4月〜13年3月)に、同大の近藤勝彦教授(組織神学)が選任された。昨年12月に行われた同大の理事会、評議員会で承認を受け決定した。
1966年、東京大学文学部哲学科卒業。1970年、東京神学大学大学院修士課程修了。1970〜73年、日本基督教団・小岩教会牧師。1973〜77年、チュービンゲン大学留学。1978〜81年、同教団・べテル教会牧師。1978〜81年、東京神学大学非常勤講師。1981〜86年、同大助教授。1986年以降、現職。日本基督教学会所属。
同大のウェブページで近藤教授はメッセージとして、「伝道150年の歴史を経た日本の教会も、依然として特殊日本的な宗教的習俗との緊張関係の中にあると共に、他方教会の中にまで侵食してくるセキュラリズムに直面しています。異教的習俗もセキュラリズムも果すことのできない生の深い意味の成就をキリストと神の国の中に示す教会的、神学的な戦いのために奉仕したいと思います」などと語っている。