ライフウェイ・リサーチ社の最新の調査によると、米国のヒスパニック系プロテスタント教会は、会衆内でコミュニティーを築き、壁を越えて人々に手を差し伸べることに成功していることが明らかになった。
この調査は、少なくとも50%がヒスパニック系である教会の牧師692人を対象に行われたもので、ヒスパニック系プロテスタントの教会は、平均的な米国のプロテスタント教会と比較して、概して新しく、若く、伝道効果が高いことが示されている。調査対象となった教会の半数以上は2000年以降に設立されたもので、会衆のほとんどが在米1世だという。
スペイン語は、英語、中国語に次いで話者が多い世界言語だ。米国社会におけるヒスパニック人口の増加は著しく、米国社会への影響も強い。これらのヒスパニック教会が、米国で力強く成長して、世界中に良い影響をもたらすよう祈っていただきたい。
■ 米国の宗教人口
プロテスタント 35・3%
カトリック 21・2%
正教 1・7%
ユダヤ教 1・7%
イスラム 1・6%
無神論 16・5%