西安碑林博物館の庭玄関と建設由来碑
西安碑林博物館の建設は北宋時代(1087年)から。漢代から近代に至る3千以上の碑石を収蔵し、中国古代からの書法と石刻芸術の宝庫という。
781年に建てられた大秦景教流行中国碑の前面
景教碑の背面(文字はなし)
文字とデザイン部分(救いの証しの十字、各3個の◎は三一の表現)
碑は、天地創造と人の堕落、救い主の降誕や教会の誕生などを述べ、新約聖書は「27部(巻)」、三位一体神は「三一」と漢字で彫られ、宣教していた。
館内での拓本作業の様子
※ 参考文献
『景教—東回りの古代キリスト教・景教とその波及—』(改訂新装版、イーグレープ、2014年)
『景教碑の風景』(シリーズ「ふるさと春日井学」3、三恵社、2022年)
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