日本ウィクリフ聖書翻訳協会(土井彰総主事、埼玉県朝霞市)が主催する異文化宣教セミナー(西日本)が7月9日から、大阪府立少年自然の家(大阪府貝塚市)で行われる。海外で現地語聖書の翻訳を行う同協会宣教師の基本的な訓練を体験できる実践的なセミナーで、音声学や文法分析、言語習得法などを学ぶ。西日本地区のセミナー(入門コースのみ)は11日までで、9月3日からは東日本地区のセミナー(入門コース・実践コース)が長野県の軽井沢フェローシップバイブルキャンプで開催される。
同協会は、聖書翻訳、学術・識字教育などを通し、すべての人々が母国語で神の言葉である聖書を読めるようになることを目指して活動している。今回のセミナーもその一環の働き。特に海外での生活を考えている人や、国内で異文化出身の人と接する機会のある人、また、宣教師になることを祈っている人にお勧めのセミナーだ。
昨年は西日本地区で延べ5人、東日本地区で延べ8人が受講。そのうち3人が実践コースを終了した。授業科目は毎回ほぼ同じだが、講師はその年によって異なるため、2年連続の受講も可能だ。
問い合わせは同事務局(048・466・3730)またはホームページ(http://www.wycliffejapan.org)。