2019年に「北マケドニア」と国名を新たにした同国だが、民族間の分裂が政治と社会を混迷させている。
アルバニア系住民が多く、彼らはアルバニアやコソボとのつながりが強い。近隣のギリシャ、ブルガリア、セルビアはそれぞれ北マケドニアに対する支援策を考えている。経済的苦境は多くの国民を国から離れさせ、2千あった村の多くは消滅し、人々は都市部に移住している。
政府に知恵が与えられ、分裂している地域が一つになって国作りに励み、教会の宣教が進むよう祈っていただきたい。
■ 北マケドニアの宗教人口
正教 64・1%
プロテスタント 0・3%
カトリック 1・0%
英国教会 0・01%
無神論 3・5%
イスラム 31・0%