ロシアのウクライナ侵攻を受けて、日本福音同盟(JEA)は1日、加盟する団体や教会などに「一つとなって、全世界の教会とともにウクライナの方々のために、またウクライナにいる主にある兄弟姉妹と教会のために祈りをささげましょう」と呼び掛ける文書をホームページで発表した。
文書では、ロシアの軍事侵攻について「深く憂慮し、このような侵略行為に対して反対を表明します」と非難。その上で、「ウクライナの人々の苦しみを覚え、悲しみをともにしつつ、連帯を表明します。何よりもウクライナのクリスチャンの方々、また反戦の意を表しておられるロシアのクリスチャンの方々、そして世界のクリスチャンとともに祈りによって連帯することを表明します」とした。
祈りの課題として、「ロシアとウクライナの停戦協議がそれぞれのリーダーの思惑を超えて、神様の支配の中で進められていくように」「周辺国へ脱出し、避難している方々に主のみ守りと必要な助けが与えられますように」など、具体的な7項目を提示。「剣や権力によってではなく、愛と謙遜をもって、十字架の死に至るまで私たちのしもべとなってくださった主イエスの御名によって、全世界のクリスチャンの方々とともに祈りましょう」と呼び掛けた。