日本聖公会の大阪教区と京都教区は23日までに、それぞれの定期教区会を開催し、合併に関する議案を審議したが、京都教区では可決されたものの、大阪教区では否決された。これにより、2024年春に予定していた合併は見送られることになった。
大阪教区は23日、川口基督教会(大阪市)で教区会を開催。宗教法人法の規則により、合併議案の可決には全体の4分の3以上の賛成が必要だったが、賛成32票、白票2票を含む反対17票で否決された。一方、京都教区は10日から23日にかけ、計6つの伝道区で分散方式により教区会を開催。反対は3票のみで合併議案は可決していた。