【CJC=東京】聖地ベツレヘムのクリスマスは11月30日から12月1日まで第8回「ベツレヘム・クリスマス・マーケット」が聖誕教会前のマンジャー広場でアラビア語の「聖夜」が歌われて始まった。市内のパレスチナ人とユダヤ人は共に、観光客の増加を期待しつつ準備に力を入れていた。特に今年は2000年9月に始まった「第二インティファーダ」として知られているパレスチナ人奮起の突発以来初めて暴力行為が減少している。
巨大なサンタクロースの風船が、イエスが誕生したと伝えられる馬小屋跡の前に据え付けられた。市はイルミネーションを飾った。
「ベツレヘム・クリスマス・マーケット」は、ベツレヘム平和センターとベツレヘム商業会議所によって組織された。「地元住民と世界を結ぶ国際的な出会いであることを意図した」と平和センターのジハン・アナスタス氏は語った。