【CJC=東京】同性愛の権利支持者約200人がバチカン(ローマ教皇庁)のサン・ピエトロ広場付近で12月6日、同性愛者に対するバチカンの方針に抗議するデモを展開した。
イタリアの政治家も参加したこのデモ、各国で進められている同性愛容認の動きにバチカンが反対していることに抗議するもの。
バチカンの国連駐在代表セレスティノ・ミリオレ大司教は、同性愛容認を国連が宣言することに、聖座(バチカン)は反対すると語った。
バチカンは、差別という不正な形は避なければならないとするものの、性差別に対する国連決議は、同性婚を容認を各国に強いることになると懸念している。
カトリック教会は、同性愛行為が罪だと教えている。