沖縄県は20日、新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)を県内で4例確認したと発表した。このうち1つは那覇市内の教会で、牧師を含め8人が感染した。
沖縄県によると、この教会では礼拝後に10人で会食をし、このうち30~70代の男女8人の感染が12~18日に確認された。当時の詳しい状況などは保健所が調査中だが、礼拝後の会食が原因とみられている。8人はいずれも入院はしておらず、現在のところ軽症だという。
沖縄県の20日の新規感染者は前日比67人増の115人。県は「教会では賛美歌を歌うなどすると思うが、換気やマスクの着用など、感染症対策を万全にしていただきたい」と呼び掛けている。