日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団は23日、同教団の関東北東教区に属する教会のブランチ集会で、12日の集会後にクラスター(感染集団)が発生していたと公式サイトで発表した。児童を含む集会参加者20人のうち15人が感染し、症状はいずれも軽症だという。
同教団によると、12日以前に通勤送迎用車両での感染が確認された6人に教会員の家族が含まれており、その教会員を通して感染が広がったと考えられるという。集会ではある程度の感染対策は行っていたというが、保健所からは「換気が十分にされていなかった」との指摘を受けている。集会所は保健所によって消毒され、2週間の使用中止となっている。
同教団は、感染した集会のメンバーの癒やしと快復のために祈りを呼び掛けるとともに、今後の対応として、教団の感染対策ガイドラインを更新し、所属教会に対して感染対策への一層の注意喚起を促すとしている。