家族への伝道は、意気込んで何か特別のことをしても、効果は限定的だと思います。何かを演じても、本当の部分を見せ合うのが家族ですから、意味がないばかりか、かえって偽善にしか映らないのでマイナスです。
家族に証しし、伝道するためには、教会や人の前の姿と、家に帰ったときの姿の裏表をなくすことが効果的です。「こうあるべき!」という姿を家でやるのではなく、家にいる気楽さで、他の場所でも生きることです。楽に生きられるし、効果的です。「これは本物だ」と伝わるのです。
次に、目の前にある問題から目をそらさないで、神様に頼りながら懸命に生きることです。きれいごとではなく、信仰者の生き方、葛藤、戦いをありのまま見せて、背中で伝えるのです。あとは、家族一人一人と神様の問題です。
「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」(使徒16:31)
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