本紙論説特別顧問でグレース宣教会長老牧師の堀内顯(あきら)氏が11日午前1時20分、慢性腎不全のため大阪市内のホスピスで死去した。89歳だった。
1965年に大阪府八尾市でグレース宣教会を始め、複数会堂によるチーム牧会で大阪を中心に奈良、三重、東京、山口など各地を開拓した。近畿福音放送伝道協力会(近放伝)を創設したほか、大阪ケズィック・コンベンションで長く要職を務め、関西圏における教会協力を推進した。また、日本国際飢餓対策機構(ハンガーゼロ)の初代理事長として、アジア、アフリカ、中南米の開発途上国の飢餓問題に長く取り組んだ。
本紙では2011年から論説特別顧問を務め、論説委員会の立ち上げなど本紙の発展に中心的な役割を果たした。
13日には「天国歓送礼拝」が近親者と関係者のみで行われ、模様はグレース宣教会のユーチューブチャンネルで14日午後2時から3日間にわたり公開される。