今季最強といわれるハリケーン「イオタ」が11月16日、中米のニカラグア、ホンジュラス、グアテマラなどを襲い、20日までに、分かっているだけで44人の死者があり、460万人が被災したと考えられている。
被害を悪化させたのは、同月上旬に上陸した熱帯低気圧「イータ」によってもたらされた暴風雨の直後の「イオタ」上陸だったためだ。
ホンジュラス警察が地元の教会員と共に、ひざまずいて神に助けを求め祈る様子がツイッターで伝えられた。
同国内には一時的に600カ所の避難所が設けられ、キリスト教援助団体のサマリタンズパースやワールドビジョンがいち早く現地入りし、援助活動に当たっている。
これら団体のために祈ろう。被災者の物質的精神的なニーズとともに、福音によって魂の救いが提供されるよう祈っていただきたい。
■ ホンジュラスの宗教人口
カトリック 72・8%
プロテスタント 25・4%
イスラム 1・2%