ブラジルの北の国境に接する大西洋に面した小国スリナムは、オランダの植民地支配を受けた経緯から、南米では珍しくプロテスタント信者の多い国だ。またイスラム教徒やヒンズー教徒が多数いることも特徴的で、スリナムのムスリムのほとんどが、植民地時代に労働力としてインドネシアから移住させられたジャワ人だ。
これらスリナムのジャワ人の救霊に燃えているのが、1950年代中頃、中部ジャワで起きたリバイバルで回心したジャワ人キリスト者で、彼らはスリナムに移住してジャワ人伝道に励んでいる。
彼らの伝道が実を結び、スリナムにもリバイバルが起こされるように祈っていただきたい。
■ スリナムの宗教人口
プロテスタント 23・5%
カトリック 20・6%
英国教会 0・03%
イスラム 16・9%
ヒンズー 22・8%
ユダヤ教 0・2%