【CJC=東京】キューバのラウル・カストロ国家評議会議長(首相)が10月19日、首都ハバナにこのほど完成したロシア正教会大聖堂の献呈式に参列した。最近のロシアとの関係改善を示すものとして注目された。
当日はキューバで「ロシアの日」と呼ばれ、コンサートやロシア映画の上映も行われている。また1962年10月のキューバ危機記念日と重なった。
ロシア正教会の最高会議「聖シノドス」のメンバーであり、モスクワ総主教座対外教会関係部門の責任者、キリル府主教は、「大聖堂は、ロシアとキューバの友好の記念碑であり、冷戦下の最も難しい時も含めわたしたちの関係を維持して来たすべての努力への記念碑である」と語った。