米国第2のプロテスタント教派である合同メソジスト教会(UMC)は、キリスト教人道支援団体「チャーチ・ワールド・サービス」(CWS)と協力し、約200万ドル(約2億1700万円)を拠出して、難民申請者など、米国への亡命を希望している人々を支援するプロジェクトを開始すると発表した。
プロジェクトには、CWS、同教会の救済委員会(UMCOR)、同教会の移民に関するミニストリーである「隣人のための国家正義」(NJFON)が参画する。
プロジェクトは、米ジョージア州アトランタで10月10〜12日に開催された同教会の国際宣教部門の理事会で承認された。CWSには助成金82万ドル(約8900万円)、NJFONには助成金約103万ドル(約1億1200万円)が拠出される。
UMCORの会長で、同教会ニューヨーク地区の監督を務めるトーマス・J・ビッカートン氏は、合同メソジスト・ニュース(英語)のインタビューで次のように述べた。
「多くの方々が自然災害や致命的な病気、迫害などの困難のただ中に置かれている昨今、私ども合同メソジスト救済委員会は、私どもの働きを必要とするすべての方々のために使命を果たすべく、責任の重さを感じています」