72時間以内に世界中の人々が立ち上がり、世界の指導者たちにミレニアム開発目標(MDGs)の達成と貧困撲滅に向けた具体的な行動を求める運動「スタンド・アップ テイク・アクション」が、今月17日から19日の3日間行われる。キリスト教NGOからはワールド・ビジョン・ジャパンがすでに参加を表明。17日には、国連大学前から渋谷の街を練り歩く「渋谷パレード」、18日にはトーク・ライブなどのメインイベントが開催される。
この運動は、貧困撲滅のために活動する世界最大のNGO連合体「グローバルな貧困根絶運動(GCAP)」と国連ミレニアムキャンペーンが共同で行う世界同時イベント。昨年は日本だけで約4万8000人、127カ国で約4370万人が参加し、参加者数のギネス記録を更新した。日本では、国連広報センター(UNIC)やNPO法人「ほっとけない世界のまずしさ」など6団体が運営し、国際協力機構(JICA)が後援している。
参加方法はとても簡単。メインイベントに参加しなくても、職場や学校、自宅などで文字通り、期間中にひざを曲げて立ち上がれば大丈夫。終了後、パソコンや携帯などから参加人数や写真などの情報を報告すれば、正式な参加者としてカウントされる仕組みだ。ワールド・ビジョンでは、17日正午に同スタッフとボランティアが集まってイベントに参加する予定。
期間中はFMラジオ局との共同イベントなど、様々な企画が用意されている。メインイベントや参加方法などの詳細は、同キャンペーン特設ページで。